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間接照明の設計 キッチン編1

こんにちは。春になってきました。季節はちゃんと巡るんですね。
インテリアコーディネーターの資格を取って今年で21年にもなりました。
もうそうなると、更新の講習を受けなくても、お金さえ払えば更新になるという・・・笑

「Blog見てますよ」と声をかけてくれて、なかなか更新も出来ずにいたのですが、せっかく資格を取っているんだから、そのお仕事のかけらでも見て下さる皆様にお伝えするのもよいのでは?と考えてきました。

なのでこれから少しずつお仕事をご紹介していこうと思います。

今回は・・・【間接照明】
素敵ですよね。もうこれがあるだけで、空間がアップグレードしちゃいます。

先日お引渡ししたN様邸です。こちらのお家は他にもリビング・玄関框や寝室・洗面台にも間接照明を入れされて頂きました。

まずキッチンの天井高は2.45m。その下に一段下げて間接照明をいれました。

ここで注意が必要なのは、レンジフードなのです。メーカーからくるレンジフードは天井高2.45mに合わせて設計されてきます。間接照明を入れたいとなると、そのレンジフードの高さを調整してもらわなければなりません。

実は一度失敗したことがあって、その時は工事の皆様にご迷惑をおかけしたことも・・・(汗)

なので、間接照明作りたいなぁと思っても、工事が進んでしまうとなかなか難しい部分もありマス。

あとは、予算との兼ね合い。間接照明の器具は色々あるのですが、こうした狭い空間になると、使う器具もよりスリムなものが求められます。そうすると・・・お高いのね。

そのせめぎあいの中でたくさんのカタログを何度もひっくり返しながら器具を選びます。

さらにN様のご要望で、天井にレッドシダーを貼りたいということだったので、そのおさまりも考えながら図面を引きます。

あとは形にしてくれる大工さん・電気屋さん・設備屋さんのお陰で素敵なものが完成するのです。

【今回の教訓】
①間接照明は設計の段階から話しておくのがベスト。
②こだわりたい部分はやっておくと、やっぱり後悔しないよ。

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