お施主様とは、帯広市内近郊の購入予定地をご持参の上、直接来社頂いてから打ち合わせはスタートしました。
建物意匠性、断熱気密、設備に対するエネルギーのコストについてもすごく勉強、関心の高さをお持ちのお施主様と協議を重ね、都市ガスエコジョーズに帯広ガスで始まったガス発電を利用する方向に決まり、また、タイミングよく十勝ツーバイフォー協会で採択された国交省の地域型住宅グリーン化事業の補助金の枠が利用出来、認定低炭素を受けました。
まだ、帯広ではあまり普及が進んでいないガス発電ですが、13~15年で初期費用の回収ができる計画でこれから普及が見込まれると思われます。
内部はリビングから和室に抜ける天井高を3.6mとり、空間の広さをしっかりとりながら隣地からの視線を遮る開口の配置を計画し、また、お施主様からの提案でアイカ工業から新しく出た塗り壁仕上げ材「クライマテリア」をTV壁面とキッチンライニング周りで施工し、シャープさも出しTV壁面の裏には本棚スペースを設け、雑然としがちな部分を隠すことも取り入れました。