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社内研修旅行 〜なかがわ編〜

社内研修旅行6番手はなかがわが行って参りました✈️

今年は大阪万博が開催!私は万博というものに行った事がなかったのと、ちょうど建築士会全国大会が大阪で開催されるというので、それに乗っかって、大阪一都市を楽しむプランとしました😊

【1日目】大阪来たなら道頓堀でしょ

帯広から羽田、羽田から伊丹空港へ。アクセスもよく、飛行機の乗り継ぎもスムーズに午後4時頃には宿泊先のホテルに到着。

街のあちらこちらに、こうしたアピールポイントがあるのよね

まず大阪といえば、道頓堀!戎橋からグリコの看板を背景にパシャリ

1935年の初代から6代目のグリコ看板

この道頓堀、1612年に安井道頓という人が私財を投げ打って開削したことから、その名前がつけられたんですね。そんな遠い歴史を考えながら(ホント?)川の横の屋台でビールを飲んでいると、店員さんに、ここは外国人ばかり来るので、日本人は珍しいと言われました(笑)

こういう場所があるのが素敵

【2日目】名建築で昼食を

この日は一緒に行った帯広インテリアコーディネータークラブのメンバー2人と名建築巡り

まずは、、、

じゃん!大阪城🏯

大阪のシンボルタワーの一つですね。十勝にはこうしたお城がないので、羨ましい。なんといってもこの天守閣をぐるりと回る、組まれた石垣や、敵が攻めてきた時にも一筋縄では入る事ができない外構の構造等。美しい城の形と反して、戦略的に作られた要塞となっています。人力で作られた建物であったと思うと、感服するばかりです。

一緒に行ったメンバー❤️❤️❤️

その大阪城の近くにあるのは旧第四師団司令部、現在はミライザという商業施設となっています。昭和6年に建築、本格的なレンガ構造物です。

入り口のアーチも可愛い

ここだけ見ると、まるでヨーロッパに来たかのよう。この大阪城と西洋の建物が敷地内に立っているのも面白い光景です。

昭和2年(1927年)竣工 芝川ビル

電車で場所を移動して、こちらの名建築へ。鉄筋コンクリートが耐震・耐火性に優れている事で、木造から建て替え。南米マヤ・インカの装飾を纏った面白いビルです。

レリーフがすでにマヤ・インカ風

施工費が当時の25万円。地上4階建て・地下1階のビルです。

モスグリーンのドアと通路の枠の色の合わせ技

意匠や装飾を凝らした内観。ただ、建てるだけであれば、この建物はもう無くなっていたのかもしれない。けれど、その当時の気持ちがつまった素敵な建物だからこそ、現代にも残っているんだろうなぁと。

そんなことを思ううちに、お腹が空きましたので(笑)名建築で昼食とします。

パンとエスプレッソと堺筋倶楽部
説明書きが嬉しいね
ギギギと扉をあけたら、大金の山だった金庫

朝から歩きづくめだったので、ここでゆーっくりとランチタイム。こちらは元銀行だったようですね。お店の部分は全て吹き抜けとなっていて、壁伝いにぐるりとバルコニーが回っています。上から見下ろして、お客さんや行員の作業を眺めていたのかな。

大阪農林会館

元々は三菱商事の大阪支店。1930年建築です。

一つ一つ入ってるお店が洒落てます

古い建物もこうして生かす事ができる楽しさ。歴史的建造物を維持するのは大変な事だけど、それが街の味わいになっている事が羨ましいなぁ。

さて、現代の名建築も巡りますか。

大阪中之島美術館

この大阪中之島あたりは再開発が進んでいて、近代的な建物も立っています。こちらの美術館は2022年に開館。内部は建物を貫くように屋内空間が広がり、光の入り方やその色使いも落ち着いていて、素敵でした。

ビルのアクセントにミャクミャク色
外にはシップス・キャット。このニャンコがが建物を守っているんだとか

そして、行きたかった安藤忠雄先生の作った図書館📕

カーブを帯びた建物と屋根の破風の薄さ こだわり感じます
天井まで一面の本の壁
素敵すぎてたくさん載せちゃう笑

「こども本の森 中之島」2020年に安藤忠雄先生が大阪市に寄贈した文化施設。

〝こどもたちに多様な本を手にとってもらい、無限の想像力や好奇心を育んでほしい。自発的に本の中の言葉や感情、アイディアに触れ、世界には自分と違う人や暮らしが在ることを知ってほしい〟(こども本の森 中之島HPより引用)

鉄筋コンクリート造三階建 延べ床面積815m2 横長の長方形の建物です。壁伝いにたくさんの本が並び、人々はその本を手に取ったら階段で腰掛けて読んでいました。こんなに世の中には絵本が溢れていたんだとびっくりするほどです。

なんていうんだろう、館内全体に温もりが溢れていて、居心地の良いほっこりとした空気感でした。あーこれだ、クリプトンの目指す家づくりのコンセプト、ここで感じる事ができました。

このこども本の森は、令和8年夏にも札幌にオープンするのだとか。それはとっても楽しみです😊

とここで、終わらず、やはり大阪を感じて終わろうと、通天閣まで行ってきました。

商店街から、あ、見えた
豊臣秀吉が見たらびっくりするだろうなぁ
ビリケンさんに金運上昇を願ってきました
タワーのネオンもミャクミャク色

歩いた歩いた〜、今日はこれでおしまい!かと思いきや、呼び出しを受けて他のメンバーと合流。そこには沖縄建築士会の人たちもいて、5年後に建築士会の全国大会が沖縄で開催されるんだとか。そこでの再会を約束して、12キロ・17500歩行の1日が終わりました。

【3日目】人種の坩堝 大阪万博

前日の疲れを引きずりながらも、初めて行く万博!あのニュースで流れている場所に行けるんだと思うと、頑張れるよ。

午前7時集合、7時半頃には駅に到着。するとまるで通勤ラッシュのような光景が。

夢洲駅(ゆめしまえき)この万博のために整備された駅

私たちは東ゲート午前9時に入れることになっていたので、しばし待つ事に。

そして、ゲートオープン

雨予報だったけど、撤回!

パビリオンの予約は全く取れなかったので、とりあえず行けるところにいこう!すると本命の一つフランス館に入る事ができました☺️

ルイ・ヴィトンのスーツケースが壁になってます
樹齢1000年のオリーブの木

フランスのセンスが溢れてありあまる。圧巻の内容でした。

そのあとは、行ける場所をひたすら回って

フィリピン館
アゼルバイジャン館

大屋根リングも素晴らしい。ここは竹市社長も絶賛でしたね。日本の木造文化の見せ所だったのでは。

時間も早かったのか、人もまだまばらな印象だったので、少し休憩したあと、さて、回ろうかと思ったら、、、もうすごい行列となっていて、人がどんどん溢れてきました😅 これはやばいとお昼も食べられないと慌てて昼食を取るのに並び、最終的にお土産屋さんも人数制限がかかり、入れないハメに。。

この日の来場者は24万人だとか😅 ものすごい経済効果ですね。ニュースでは運営費が230億から280億円の黒字と言ってました。

明かりが水面に映ってとても綺麗ね、大阪

再開発も進み綺麗な場所の大阪と、従来からの大阪と。2面性を持つ都市。人々を飲み込むパワーを街からも人からも感じられました。

十勝も以前はこんな風にパワーのある街だったんじゃないかな。

帯広の街ももっと活気がでて、楽しい街になって欲しいですね。

3泊4日の研修旅行✈️ とっても充実しすぎて、写真多くなってしまいました💦 ここまでお読み頂いてありがとうございます😊

次もある事を期待して🥰

おしまい

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