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社内研修旅行 ~なつめ編~

今年は、建築に関連する場所への視察と研修を

各自で企画して、英気を養ってから、blog掲載が必須との事で、初めてに近いblog書きます。

わたしは、

富山県にある「黒部ダム」へと行ってきました。

壮大で雄大な北アルプス立山連峰にある、日本一の高さを誇る黒部ダム。

「奇跡の建築物」とか「困難を極めた建築秘話」とか、

さらには「先人たちの情熱」など、多くの物語が語られる黒部ダム。

昭和31年から、絶壁の岩道を歩いて始まった、世紀の大工事と呼ばれた黒部ダム。

それから、わずか7年後の、昭和38年に完成した黒部ダム。

石原裕次郎と三船敏郎の映画、「黒部の太陽」の舞台にもなった黒部ダム。

歩けるうちに、観てみたい場所のひとつでした。

あらかじめ、立山ケーブルカ-に乗る時間を決め、切符をWebで入手すれば、

当日の5種類すべての乗り物に乗れる「立山黒部アルペンルートきっぷ」。

しかし、このWeb切符の争奪戦が、わや、まじで激しかった。

わずか数分で完売です。なんとか無事にゲットでき、事前の準備は完了。

富山駅前にはこんな銅像も。そういえば「とやまの薬」は有名だったなぁ~。

子供のころ、薬うりさんが家に来ては、紙風船くれたなぁ~と思い出しながら、

電鉄富山駅より、黒部ダムを目指しました。

電鉄富山駅から、朝5時57分発の富山電鉄(65分)に乗り込み、

7時30分発の立山ケ-ブルカ-(7分)→立山高原バス(50分)→立山トンネル電気バス(10分)→

立山ロープウエィ(7分)→黒部ケーブルカ-(5分)を乗り継いで、およそ2時間30分。

後ろ側に荷台がついている「立山ケ-ブルカ-」

「立山高原バス」の車窓から雪の大谷

488メートルの高低差を走る「立山ロープウエィ」

「黒部ケーブルカ-」

乗り継ぎもスム-ズで、待ち時間もほぼ無しです。

10分ほど歩いて、トンネルを抜けると、待ちに待った黒部ダムに到着です。

残念ながら雨は降ってるし、強風で傘は折れるし、かっぱ着てても、びしょ濡れになるしの天気でしたが、

目の前に広がる大自然の美しさと、造り手の想いが詰まって完成した大迫力のダムに圧倒されました。

想像をはるかに超える、スケ-ルです。

でかっ!です。

ダム建設で、実際に使われていた「コンクリ-トバケット・滑車」です。

時間を掛けて、乗り物乗り継いでも、ぜひ観てみたいスケ-ルです。

今回は、雨降りで雪景色の黒部ダムでしたが、

観光放水の始まる夏にも、紅葉の始まる秋にも、違った景色だそうで、再び見たくなりました。

それにしても、ひと・ひと・ひと・ひと・ひと 多かったなぁ~。

おきまりの「ダムカレ-」かつ足しっちゃったりして。。。

同じルートを使っての帰り道では、快晴~。

空の青と、山の緑と、ケーブルカ-の赤が、ばっちりでした。

乗降口は、階段になっているのですが、

寸分の狂いもなく、びった、びたに停車する、車掌さんのテクニックに見とれちゃったりして。

富山中心部の富山城址公園には、富山城もあり、そのお城を守るための川があったそうです。

氾濫等を繰り返し、現在はその一部が「松川」と呼ばれ、松川遊覧船にも乗船できました。

船頭さんの、流暢な説明付きです。(桜の季節が、圧巻の景色だそうです)

わずかな時間でしたが、川側から見る景色は、歩いては見られない景色です。

歴史と共に、日々の暮らしのある街並みって、憧れるなぁ~。

そして、富山県には「世界一美しいスタバ」の呼び名の店舗があり、そこの見学もしてきました。

富山駅から徒歩で行ける距離にあり、スタ-バックスコーヒ-「富山環水公園店」。

この日も、残念ながら曇り空でしたが、テラス席で水辺の景色を眺めがらゆったり。

店内は、天井も高く、色味を抑えた空間で運河の景色も一望できる全面ガラス張り。

富岩運河環水公園の景色に溶け込む素敵な店舗で飲む一杯は格別なものでした。

(2回も行ってしまった(笑))

富山県の名物も、しっかりご馳走になってきました。

地元企業の方から、おすすめ頂いた「大衆割烹」で、白エビやほたるいかのお刺身、

から揚げ、氷見うどん、のどぐろのお寿司に感動です。

「白エビ美味しかったです」と告げ、お会計すると、

今年は漁が不漁だそうで、おいしく白エビを出せるタイミングでよかったよ~~と大将。

どうしてですか?聞いてみると、

あの地震の影響で、白エビの餌どころにも影響が出ているそうで、

例年並みの漁に戻るまでは、あと数年はかかるかなとのお話でした。

まだまだ、他にもおいしいもの沢山あるから、またおいで~と大将♪。

大将との会話も楽しかったなぁ~。

こちらは、名物「富山ブラック」ラーメンです。すこし、けっこう、かなり、味が濃ぉぉぉ~~い。

予定では、県を跨いで、跨いで、群馬県の世界遺産「富岡製糸場」まで足を延ばす予定でしたが、

居酒屋さんの女将さんから、せっかく富山にきたならば、合掌集落見学いかが?と。

それと、少し離れているけど、氷見漁港や雨晴海岸も抜群ですとお勧めされ、急遽予定変更。

県内にある「五箇山合掌集落」の見学に。

冬には2~3mの豪雪も降る場所で、たどり着くまでに時間も係る集落で、

現在も日々暮らしている方々のリアルに触れたり、先人の作り上げたものを大切の守りながら

暮らし続ける姿を見せて頂きました。

そういえば、子供のころ、緑ヶ丘公園にも合掌作りの家あったなぁ~と、

気になり調べてみると、ここ、富山県五箇山地方から移築されたものだったなんて、驚きでした。

展示場「勇助」さんで、養蚕業の歴史に触れたり、紙漉き体験をしたり感動の体験でした。

(和紙で作られた、作業中のお母さんです)

こちらは、氷見漁港の「魚市場食堂」。

海鮮づけ丼定食と氷見浜丼定食。

すりみと魚のあらで作った漁師汁は、土鍋スタイルです。

さすが!魚市場。おいしくて、たまげた~。

最後は、能登半島国定公園にある雨晴海岸です。(あまはらし)

立山連峰がきれいに見えて、朝・夕の太陽の沈む様は絶景との事でした。

しかし、またもやの曇天かぃ。

立山連峰も見えないし、どちらかのアベックが映ってしまったけど、

「女岩」(めいわ)だけはと、思い出の一枚。。

テレビで見たり、雑誌で読んだり、ガイド本を見たりしても、

リアルに、憧れの場所を訪ねて、観たり、聞いたり、話したり、体験したり、

有名なお笑い芸人さんのご家族に遭遇して、握手をおねだりしたり

地元の美味しいもの食べて、飲んで、笑って、また飲んで。。。

晴天では無かったけど、大満足の遠足になりました。

今回行けなかった、群馬県の富岡製糸場は、また次の機会につづく~。

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