ゼロエネルギー住宅という言葉を聞いてから、もうかなりの歳月が過ぎていますが、
昨年より、国の政策としても本格的なロードマップも作成され、
※2020年の新築戸建て住宅の50%のZEH化。
※2030年の新築住宅の平均ZEH化
初めて見たときは目まいを起こしそうな数字を打ち出しました。
ただ、下記に記載したパリ協定(COP21)が示すよう、もう火ぶたは切られています。
今、自分たちができることを精一杯取組みたいと思います。
■ パリ協定で定められた主な内容
1. 世界全体の温室効果ガス排出量削減のための方針と長期目標の設定
パリ協定の全体目標は世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して2℃未満に抑えることでした。加えて、1.5℃に気温上昇を抑制する努力目標も規定されました。そしてこれらの目標を達成するために、21世紀後半までに人間活動による温室効果ガスの排出量を実質的に0にする方向性が打ち出されました。
2. 各国の温室効果ガス排出量削減目標の設定
1.で定めた長期目標を達成するために、先ずは2025年または2030年までの温室効果ガス排出量削減目標をそれぞれの国ごとに自主的に設定し、進捗状況を報告し、専門家によるレビューを受けることになりました。これまで削減目標の設定義務の無かった途上国も含まれます。日本は2030年までに2013年比で温室効果ガスを26%削減する約束草案を提出しています。
先日、2016年のZEH普及率が発表になりました。
全国平均2.3%に対して北海道は最下位の0.6%でした 。(諸問題で北海道はハードルが高い)
㈱Cryptn は 普及率目標をこのように定めました。
2017年 Nearly ZEH 15%
2018年 ZEH 25%
2019年 ZEH 35%
2020年 ZEH 50%